エボ9 クラッチ交換 後編
なかなか更新出来なくてすいません
エボ9 クラッチ交換の後編です
前回トランスファーまで取り外して今度は、いよいよミッションに取り掛かりますが最大の難関!プル式レリーズベアリングの取り外し作業です!
コレがプル式レリーズベアリングになります
画像はすでに外れていますが、まーこいつが取れないし、やり辛い
500円玉大ほどのサービスホールから長いマイナスドライバーを突っ込んで切り離す必要がありますが本来真っ暗なので見えづらい上にクラッチのカスが降ってくるので非常に辛い作業です
ですが、ついに楽に取れるコツを見つけました
まず、プル式のレリーズベアリングの切り離し方の基本としてレリーズベアリングをカバー側に押し付けていないと抜けません!
引き抜いて取り外したいのに押し付けるという、とても矛盾していますがクラッチカバーから出ている2枚の大きいワッシャーのような奴をピタッとくっ付けるとレリーズベアリングのロックが外れるので、まずくっ付ける必要があります
押しつけたらマイナスドライバーをカバーのワッシャーとベアリングの間に入れてコジれば取り外せるのですが、そうは簡単に問屋は卸さねーよ!と大体つき返されます
そこで上のレリーズフォークの穴から2本目のマイナスドライバーを入れて間に少し隙間を作っておきます
更に下からマイナスドライバーをグリッと回転させると、かなりの確率でポンと外れます
ポイントとしては、上下からマイナスドライバーを入れて均等に隙間を作ってやると抜けやすい事です
見えづらい場合はセルモーターの穴から細長いライトを入れてやるとかなり見えやすくなりますよ
レリーズベアリングが外れれば後は重たいだけでFFミッションとやり方は同じです
新品クラッチに交換したら、あとは外した大量の部品達を元に戻していきます
ct9a 系エボになるとACDエア抜き作業が必要になりますのでスキャンツールのサポート項目でエア抜きをして完了です!